今まで使っていた WP-DBManager プラグインは、データベースしかバックアップ出来ず、万一、レンタルサーバーがクラッシュした場合、データベースだけでは復旧できないので、アップロードした画像や、改造したテーマファイルなどまとめてバックアップできる [ BackWPup ] プラグインに乗り換えました。
よく考えると、今までのバックアップ環境はけっこう危うかった…。(^_^;)
[ BackWPup ] プラグインのインストール方法
▲ WordPress の管理画面から [ プラグイン ] → [ 新規追加 ] で [ BackWPup ] を検索。
その後、インストールしてプラグインを有効化する。
[ BackWPup ] プラグインの設定方法
管理画面から [ BackWPup ] → [ Add New ] を選択します。
▲ [ Database Jobs ] どのテーブルをバックアップするかの設定。
全部選択しておきます。
▲ [ File Backup ] どのファイルをバックアップするかの設定。
Exclude の所にチェックを入れると除外されます。
▲ [ Backup to Folder ] バックアップファイルをどこに置くかの設定。
訳あって、サーバ内にバックアップしました。
▲ [ Job Schedule ] バックアップのスケジュールの設定。
Activate scheduling にチェックを入れると有効になります。
▲ [ Backup File ] バックアップファイルの名前と圧縮形式の設定。
デフォルトのまま変更しませんでした。
▲ [ Send Log ] ログをメールで送信するの設定。
エラー時のみメール送信にしました。
▲ [ Job Type ] 処理の種類の設定。
デフォルトのまま変更しませんでした。
[ Save Changes ] をクリックして設定を保存します。
これで、明日になったら、バックアップできているはず!
Dropbox を保存先にすると、エラーでバックアップできない
実は、Dropbox を保存先にすると、次のようなエラーが出て、バックアップが完了しませんでした。
Upload to DropBox now started...
[ERROR] Job restarted, because inactivity!
考えられるエラーの原因は2つあります。
ひとつは、プラグインの設定で、リトライ間隔が 10 分に設定されているため、バックアップ処理がタイムアウトになっている可能性。
これは、wp-content/plugins/backwpup/backwpup-functions.php の 326 行目で変更できるようです。
$revtime=time()-600; //10 min no progress.
2つ目の原因は、バックアップファイルのサイズが 150 MB 前後になると Dropbox の API がエラーになるらしい事。
私のバックアップファイルサイズを確認してみると、75 MB 程度なので、まだ大丈夫そうですが、すでに制限の半分を使っていて不安。
以上のような理由から、バックアップファイルを Dropbox に保存するのを諦めました。
今回試してみた環境
- BackWPup 2.1.17
- WordPress 3.5.1
- レンタルサーバー シックスコア
( SIXCORE S1 プラン )
雑感
編集する必要がないバックアップファイルを Dropbox に置くのは、Dropbox の容量がもったいない気がする。
かといって、同一サーバにバックアップファイルを置いていても、サーバトラブルの場合は、バックアップファイルも共倒れなんで無意味。
別の外部サーバに、バックアップファイルを FTP できれば良いのだけれど、外部サーバを準備する予算が無い。
という事で、同一サーバにあるバックアップファイルを、定期的にローカルマシンへダウンロードすることにします。
参考にさせてもらったページ
- WordPressプラグイン BackWPup でデータを定期的にバックアップする | CrossBridge
- WPバックアップ必勝法!「BackWPup」プラグインを使って突然サーバーがクラッシュしても大丈夫なように運用するための方法
- 今こそ安心できるWordPressバックアップを!復旧作業まで実際にやってみたWordPress丸ごとバックアップ法 | 情報科学屋さんを目指す人のメモ
- WordPress テーマファイルもデータベースもクラウドに自動バックアップしてくれる「BackWPup」がおすすめ | Last Day. jp
ありがとうございます!